CAST & CHARACTER OF BLADE 2

< ここでは、きめらが個人的感想を交えた紹介です。 >


 

< DAY WALKER >

ブレイド/ウィズリー・スナイプス

人間とヴァンパイア、二つの血を受け継ぎ、ケタ外れのパワーと不滅の命を持つ。昼間の活動も可能な為、”デイ・ウォーカー”とも呼ばれる。ヴァンパイア一族を地球上から根絶することだけを目的に闘い続けてきた。

前作に続けて、最強無敵の主人公を演じるのはウィズリー。前作より大幅にUPした戦闘シーンでは彼のアクションもグレードアップ。しかも楽しげに戦っているようにさえ見える。前より茶目っ気もUPしたような…。


 

< HUMANITY >

 

ウィスラー/クリス・クリストファーソン

若き日のブレイドをストリートで見つけ、正義の心を植え付けた育ての親。武器調達人でもある。前作で死んだと思われていたが、意外にもヴァンパイアに捕らえられて生きていた…。

死んだはずだよ、お富さん〜♪(って、いつの人だよ私)
前作でも渋さが光る名演技で存在感を見せてくれたウィスラーことクリス。ウィスラーとブレイドの友情と親子のような関係がとてもイイ。心の師であり、心の父でもある。


 

スカッド/ノーマン・リーダス

マリファナを大量に吸う怠け者だが、武器の発明にかけては驚くべき才能を発揮。ヴァンパイアに襲われていたところをブレイドに助けられたことが縁で仲間に。リーパーズを一気に爆発させる、紫外線を四方八方に放つ閃光手榴弾を開発。

『処刑人』で日本でも大きく人気を得たノーマンだが…ちょっとイカレた感じのスカッド役は良かった。ヤク中の設定だが、あんまりマリファナ中毒者には見えんかったな。ただ単に煙草を吸っているようにしか…(笑)


 

< REAPERS >

 

人間のみならず、ヴァンパイアをも餌食とするスーパー・ヴァンパイア「死神族(リーパーズ)」。そして、リーパーズに襲われた者はリーパーズへと変貌する。官能的な感情の交換もなく、目前の獲物が乾ききるまで吸血、心臓は堅い骨で守られ、驚くべき回復力を誇る。基本は四足歩行で、蜘蛛のように発達した足で360度歩行が可能。これまでのヴァンパイアと異なり、ニンニクと銀が効かない。唯一の弱点は日光。

 

ジャード・ノーマック/ルーク・ゴス

「ペニシェント・ゼロ」と呼ばれるリーパーズの首領。

怪力で動きもスピーディーなバケモノだが、他のリーパーズと異なり、知的で感情も豊か。前作では過去と感情に影を負っていたのはブレイドだったが、今回は彼である。その出自と自らの姿、能力、存在に悲しいエピソードを持つ。…キャラクター的に好きだ。


 

< VAMPIRES >

 

 

ダマスキノス/トーマス・クレッチュマン

何世紀にもわたって生き長らえてきたヴァンパイア一族を統率する大君主。ブレイドに休戦を申し入れ、共通の敵リーパーズを倒す為に手を組むことを提案。だが、そこには恐るべき陰謀が…

ヘリポートへ急ぐこのオヤジのラスト近くのシーンで、私は思わずオージンジに電話したくなったヨ(笑)
たぶん、ニッサは母親似だね。


 

BLOOD PACK

ヴァンパイアの大君主ダマスキノスが打倒ブレイドのために組織した先鋭戦闘チーム。いずれも鍛えぬかれた肉体と精神の高度な戦闘能力を持つ。今回は共通の敵・リーパーズを倒す為にブレイドと手を組むが、誰がいつ裏切るか分からない…。

(画像:上段左から)ヴェルレイン、スノーマン
(下段左から)ライトハンマー、プリースト、チュパ


 

ニッサ/レオノア・ヴァレラ

ブレイドと双璧をなす、戦闘能力の高さを備えた美しき女性戦士。刀の扱いにも優れ、身のこなしも忍者のように軽やか。ダマスキノスの実娘。

何故か写真ではものすごい表情のばかりなんでイメージが…で、映画を見たら印象が変わりました。レオノアはかなり美人な女優さんです。意思が強い女性でありながら、どこかしら愛らしさも持つ。ニッサとブレイドは接するうちに、互いに特別な感情を抱くようになるのだが…最初は威嚇するような目付きだったものが、徐々に女性らしくなっていくのも印象的です。


 

ラインハルト/ロン・バールマン

ブラッド・パックの隊長で、長年君主を守り続けてきた職業戦士。その不穏な性格を察知したブレイドによって後頭部に小型爆弾を装着される。

バールマンといえばエイリアン4やスターリングラード、薔薇の名前など多数の名作に出演している印象深い俳優。他にもあちこちで見かけるんですけど…意外に好きなんですよね、あの個性的な存在感。そして外見年齢がまったく変わっていないような…いつまで経っても年齢不詳。
しかし…劇中でブレイドと初対面した時のセリフ、かなり疑問が。黒人差別のような言葉を言うんだけど、ちょっと、君、仲間のアサドも黒人だよ…って感じが(笑)


 

アサド/ダニー・ジョン・ジュールス

ニッサの戦友で、”ブラッドパック”の中でも突出した戦闘能力を持つ。沈着冷静で俊敏、怪力。肉弾戦、剣術、銃器の扱い全てが完璧。

…だそうです。常に冷静で感情も人間的と言うか、好印象なキャラクター。良いヒトそうなのがにじみ出てる。そう言う意味で、バールマンとは正反対の渋さが光ってました。


 

チュパ/マシュウ・シュルツ

十字軍風のコスチュームに身を包んだ怪力男。毎秒6000発の弾丸を発射する巨大マシンガンが武器で、リーパー図を次々に撃破していく。

プリーストが特に友人だったような感じを…。たぶん、気性は荒いが真っ直ぐな性格なのでは。例え途中であんな行動(ネタバレなので書きません)をしたとしても、意外にお気に入りなキャラクターでした。


 

スノーマン/ドニー・イェン

カンフーと剣術の達人、スピーディーで無駄のない攻撃であっという間に敵を粉砕。二本の刀を同時に操るなど、華麗な技の数々に目を見張る。

元々はアルバニア人の役者がやるはずだった役。雪のように白い肌だからスノーマンになったそう。だが、彼が急遽降板した為に、アクションの演出監督だったドニーが代役を務めた(衣装の胸元を飾る「雪」の文字は最初「雪男」だったが、それだけは拒否したそうだ)。ドニーは香港アクションの大御所ユエン・ウーピンの愛弟子で、今後も出演作と監督作が進行中、乞うご期待である。


 

ライトハンマー/ダズ・クロウフォード

トマホーク型マシンガンが武器。荒くれ者のように見えて、意外に繊細。リーパーズに襲われて醜く残忍に変体していく自分に困惑していくが…


 

ヴェルレイン/マリット・ヴェラ・キール

赤毛と羽に覆われたコスチュームが印象的な女性戦士。頭脳明晰で無駄のない戦い方が出来る。ライトハンマーと恋人。

プリーストより出番はあるけど、キャラクター紹介で格差つけられるほどのことはないと思うのだが…(汗)。デザイン的にはお気に入りです。写真で受けた印象と違って、とても女性らしい性格だったように思います。ライトハンマーのことを心配しているシーンが実に可愛い。


 

プリースト/トニー・クーラン

…出番が少なかった上にキャラクター紹介もあまりされていないです。キャラクターの名前からしてかなり気になった存在だったんだけど。。。
潔さもカッコイイ、お兄ちゃんでした。