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オーシャンズ11/OCEAN'S
ELEVEN [2001年 アメリカ] 配給:ワーナー・ブラザーズ 監督:スティーブン・ソダーバーグ 出演:ジョージ・クルーニー、ブラット・ピット、マット・デイモン、バーニー・マック、ドン・チードル、エリオット・グールド、エディー・ジェイミソン、カール・ライナー、シャオボー・クィン、ケイシー・アフレック、スコット・カーン、アンディ・ガルシア and ジュリア・ロバーツ これまでも、そしてこれからも…絶対に不可能な前代未聞の強奪作戦。 |
保釈で出てきたばかりの泥棒オーシャンは、ラスベガスにあるホテルの大金庫から1億6千万ドルの現金を盗み出す作戦を計画する。オーシャンのもとに結集したのはギャンブラーのラスティ、スリの名人ライナス、爆破の専門家バシャーをはじめ犯罪のプロたち。こうして11人のメンバーによる繊大胆不敵な強奪作戦がスタートする。
'60年に製作されたフランク・シナトラの主演の「オーシャンと11人の仲間」を、スティーブン・ソダーバーグ監督が現代的な感覚で再映画化。意外なほどにオーソドックスな演出で、痛快無比な娯楽アクション。ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツなどスターが大集合した超豪華キャスト。秒刻みで計画された犯罪作戦は息もつかせぬスリルの連続。緻密な構成の中に遊び心を忘れていないバランス感覚が絶妙。
OCEAN'S ELEVEN
2002年2月5日鑑賞 『オーシャンズ11』
きめら(以下k):とうとう見ましたね…。うぉ〜ッ、銀幕のマットくん!!超可愛い〜ッ。(ゴルフも乗馬も小説も映画館に行ってない)
ひよこ(以下h):分かりづらい…。うん、久しぶりのマットでしたが、私としてはジョージ・クルーニーがとても『すてき…』。ふふ。
k:ジョージもブラピもかっこいいよ。この映画は豪華キャストだし。作り方も面白いと思うよ。ただ、最近の流行の形だねって思うけど(批判的意味ではない)
h:まあ、大型映画だからね。「売れる型」重視のアメリカっぽさは仕方ないけど。でも、さすがに役者がそろうと面白さが、その型を上手くカバーしてるって感ぢ。
k:大型〜≫え?そう?確かに大型映画に分類される思いはするけど、それを出さずに作れてるんじゃって思う。俳優もスタッフも楽しんで作ったって感じ。
h:なんと言っても『オーシャンと11人の仲間たち』が元だからねー。
k:ごめん…見たこと無いのヨ…。
注目の一つにケイシー・アフレックの出演!!あの役どころではベンがやるはず無いが…(汗)、マットとケイシーの共演、おいしいね。
h:似てるけど似てないよね、あのアフレック兄弟。弟の方が可愛いよね。
k:そぉ、可愛いの!(笑) かれはスコット・カーン(『60セカンズ』でニコラスの弟役だっけ?)と双子の役でしたが、ビミョーに常にコントしてる感じでカワイイ…。あ、この映画ってハードボイルドとかワイルドな方向じゃなくて、コントだよね。
h:重くない雰囲気担当…?笑。
k:イヤ、皆が(笑)
ジョージとブラピの掛け合い(…あの年齢差で昔からの親友と言うのはちとムリが無いか?でもハマッてたけど…)もさることながら、ジョージとマット…。さすがジョージ、全体にこの作品を上手くまとめてるね、主演!
h:マットはルーキーらしい「ボ―――ッ」とした新入感がなんとも言えず名演!後半の活躍と相まって、いいのよ!!!
k:コレまでの映画のキャラを髣髴とさせる、いろんな格好をしてくれたなあ(^-^)
h:…。マット好きなのねぇ。
k:大好きDETH!
h:大爆笑。(死ぬのか?DETHって…。)
k:ブラピはイイ男だねって本当に思った。多くの女の子がキャーキャー言うの、分かるね。しかし、登場で常に物食ってる…ナゼ?(笑)
h:お腹空いてるのよ!!飢えてるの!笑。ブラピは…う〜ん。私の中のイイ男の基準からはみ出しているのでコメントのしようが…
k:今回、上半身脱いでくれなかったね≪オイ
トータルとしてバランスがいいんだよ、ブラピは。王子様からワイルドって言うか男っぽく変化したじゃん(セブンからか?)
この映画の見所は、ズバリ?
h:オーシャンは…。ジョージの瞳…。ふふふ。何考えてるか最後まで読ませずに魅せる所かな。
k:ジョージ、オンリーかよ(笑) ストーリー運びが上手いかな。サスペンスでスゴイと思わせる映画があるけど、その"ダーク"なのとは違う、"ブラック"ジョークがスパイスで効いててイイ。ところで、ヒロインについて何も語ってないんだけど(^^;)
h:いーのよ!!この作品は、自分がヒロインになって見るのよ!!!ジュリア・ロバーツは私たちの代り身なの(強引)。ジョージのようにカッコイー男たちが、自分のために仕組むのよ?おいしーぢゃないの。
k:………。ジュリアは人気あるし、素敵だとは思うけど、この役は彼女じゃなくても良いような…。ま、ジュリアじゃなければ、全然インパクトがなくなってしまう役だけどね。
h:そうか…インパクト重視…。いいなあ、ジョージ、あんなかわいい奥さん役と遊べて。(ってゆーか、ジュリアが羨ましい!)
k:…(苦笑)。ただ、ジュリアってばこう言う役はあまり…(汗) ピンヒールを履き慣れてないと見た。『デンジャラス・ビューティー』のサンドラみたいな歩き方(笑)≪彼女はそう言う「演技」ですが。
h:アクティブなイメージだよね。
k:「強い女」…かな。いや、十分「強い女」役でしたが。元々アクティブな女と言う感じのキャラをやってるし。ただね、ジュリア自身が…(素足で犬と散歩している写真を見て納得してしまった自分)。ま、いいや。キレイでした、ハイ。
h:アンディ・ガルシアが惚れるのも分かるよねー。
k:……ジュリアより彼の方に目が行く私(笑)。もう少し年をとれば、アル・パチーノみたいにもっとダンディになるのでは。今でも既にダンディ…vv
h:悪役の大御所に是非(笑)なって欲しいね。こう、匂うような華のある悪役に…。ふふふ(邪笑)
k:似合うね(微笑)
ああ、マットくん。CMとかポスターとか見た時にすごく心配したんだよね。痩せてから顔付きが変わってしまって、なんか違う…みたいに思ってたんだけど、映画ではちゃんと、知ってる(笑)マットだったよ。
h:うん、そう。(大爆笑!!!CMではゴリラっぽいからね)
k:使ってる画像が悪いんだよ!≫CM
ちゃんと可愛かった…ウフ。
h:え?ウホ?(≪きめらが会話中ゴリラの鳴きまねしたことに対して) 笑。オーシャンズ11の中では、マットがある意味ポイントだよね。
k:そうそう。宣伝だとちょい役扱い(日本では仕方ない、ジョージとブラピとジュリアが…)
ジョージ / | (敵役) ||||||||| 他の皆(仲間) |
(紅一点なので別格) ジュリア |
こういうピラミット的、役の重要度って感じ。作品のまとめ役はジョージだから。
h:オーシャンズ11は、とりあえずエンタメ性が高い部類になるよね。
k:それでいて、バランスはイイ。笑いもストーリーも。だと思う…。
h:話の先を推理しながら見るのも良いし、キャストを特定してみても面白い作品だね。
k:絶妙な間と会話は役者(もしくは指揮した監督?)の上手さかな。久々にツボ。ブラピの無言、ジョージとの沈黙がかわいい。
h:映画館なり、ビデオ(になってから)なり、必見の作品でございました〜。
(2002/2/5)